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2010/12/18

今年1年を振り返る

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今年1年は、正直なところ、とてもつらい1年だった。
FC東京のJ2降格もつらかったが、それはFC東京のこれから長く続く時代の1ページだと冷静に受け止めている。
仕事は営業時代と比べればさほどきつくはない。
これをきついと言ったら営業職のみんなには申し訳ない。
今年は、もっと深い、精神的な意味でつらい1年だった。

 

私にとっての今年を漢字一字で表せば

 

「死」

 

である。

 

「死」について、ここまで身近に、深く考えた年はなかった。
そのきっかけは、以前もここで書いたが、元旦に前の東京の職場で6年間一緒に働いた同僚が、35歳という若さで心不全で急死したことである。
翌週の告別式に名古屋から東京に日帰りで戻って参列したが、その時に見た、もう目が開かない彼の姿、霊柩車で運ばれるところが今も忘れられない。
東京時代の職場仲間の話だと、正月休みに入るつい2日前まではもちろんこんなことになるなんて想定できないくらい元気だったのに、突然・・・・。

 

「人間ってこんなに簡単に死ぬのか」
と思い、自分でもいつこういうことが起こってもおかしくないと考えるようになった。

 

告別式で、彼のお父様が、挨拶で「たまには息子のことを思い出してくれると嬉しいです」とおっしゃっていた。
彼の奥様からもそういう内容でメールをいただいた。

 

だから、私も彼のことを、たとえつらくても、1日に一度は必ず思い出そうと心がけた。
今の名古屋の職場の机に彼が写っている写真も貼った。

 

だが、心がけなくても、どうしても彼のことを思い出してしまう。
今でも。
1日に一度どころではない。

 

ニュースで「○○さんが60歳の若さで亡くなった」
というのを見たりすると、

 

「でもあいつは35歳で死んだ・・・」

 

と心の中で言い返してしまう。
先日、母親の手術の見送りで病院に行った時、病棟で寝ているお年寄りの姿を見て、大変だと思う一方で、

 

「でもあいつは35歳で死んだ・・・」

 

と、どうしても考えてしまう。
本当に入院していたお年寄りの方々には申し訳ないと思うが、どうしてもそう思ってしまうというのが正直な気持である。

 

もうあれから1年になるが、「でもあいつは35歳で死んだ・・・」が今も心の中での「口ぐせ」である。
親戚でもない私がこれだけなのだから、奥様やご両親は今ももっとつらい思いをしているはずだ。

 

私も、まだしばらくは、こういう「つらい部分」を思い出す日々が続くと思う。
それはそれで受け止めるしかない。
時がたって、そのつらさがだんだん和らいでからも、彼のことを思い出すこと、そして彼がやりたかったことで、生きている自分が今できることをすることを常に心がけたい。

 

一眼レフやスライドショーによる動画編集を個人的にやっていた私は、ここ3年間ほど、会社で人事異動があるたびに、異動者への送別用スライドショーDVDを作成して、本人に贈っていた。
人事異動の内示があるたびに、東京の職場へ同時期に赴任した私は彼と「俺異動かな?」と話し合っていたが、その度に
「徳永さん俺より先に異動しちゃだめですよ。俺のDVD作ってくれなくなるじゃないですか」
と言われていた。
結局私が彼より先に、昨年7月に名古屋に異動することになり、彼の異動送別DVDはその時点では作られなくなった。
彼の訃報を聞いたとき、このことが申し訳ないと思い、彼に贈るDVDを作って、遺族の皆様に差し上げることにした。
彼の望み通り、あくまで人事異動で転勤した場合の、ユーモアを入れた内容のもので、出来る限りかっこよくしてやりたいということで、THIS IS ITと同じオープニングにすべく、バックミュージックにマイケル・ジャクソンの「Wanna Be Starting Something」を入れた。
昨日これを改めて見たが、亡くなってからだけど、彼との「約束」を果たしたということを再認識し、心のなかにあった「つらさ」が少し和らいだ。

 

ここの日記でも書いたが、何らかの形でキミがいたことを証明することを、今後はやってゆきたい。

生きている間に、生きている人間がしなければならないことがある。それを行うことが、死んだ者への手向けだ (byクワトロ・バジーナ)

そして狛江では、FC東京のことを広めてゆく活動を、ライフワークとして行ってまいります。

 

 

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