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2019/01/03

全ての面で、強く愛されるチームになるために、川崎から学ぶべきもの

あけましておめでとうございます。
新年早々チームへの批判めいたことを投稿して申し訳ございませんが、節目だからこそということでどうかご理解ください。

FC東京を応援する狛江人の会も今年で活動20年目を迎えます。
これまで一ファンレベルで、地元狛江でFC東京ファンを増やすべく、「ホームタウン活動」らしきことを行ってまいりました。
 市内ではバナーフラッグが掲出され、会の創設当時と比べてFC東京ファンも着実に増えてまいりましたが、一ファンレベルで通常の仕事や家庭を持つ身として、これ以上の盛り上げには限界があると実感しています。
 会ではだいぶ前から市内の商業活性化のために、FC東京を盛り上げることは売り上げアップにつながる、そのためにも市内のファンにはFC東京応援協力店をはじめとした市内のお店に、特に試合日はFC東京グッズを身につけて利用することを呼び掛けてまいりました。
それによってお店もFC東京を応援するようになることで、ファンが増え、そして町も活性化すると考えたのです。
 正直なところ成果があったとは全く感じていません。
 個人レベルの呼びかけでは、ついてくる人はほとんどいないと実感しました。

 一方、2年連続優勝を成し遂げた川崎は、チームとして試合時にもスタジアムでこの活動を呼び掛けていました。
 当会はこれの真似をしたわけではなく、多分当会の方がアピールの時期は早かったと思います。
 管理人は川崎のホームタウン活動がきっかけでFC東京を応援するようになったのでわかりますが、川崎は着実にこういった地道な活動の成果を出しているように思えてなりません。
 ほとんどのファンは普段は仕事や家庭を持ち、観戦が大主体となるわけで、スタジアム内での活動にとどまるのは仕方のないことです。
 しかし、本気でスタジアムを満員にするなら、スタジアム外での活動を強化しない限り不可能です。
チームが強くても、スター選手が入っても、打ち上げ花火のように一時的には観客が増えますが、地元に根付いた固定ファンという土台がしっかりしていない限り、長続きしないのは今のヴェルディを見れば明らかです。
 本当の意味での「強い」チームとは、たとえ負け続けても、J2に落ちても、スタジアムが満員になるチームだと思います。

 この「スタジアム外での活動」で、東京が川崎に大幅に引き離されていると感じます。
 東京の場合はスタジアム外でも、サッカークラブとして正統派の活動をしているとは思います。
ただ、地域の全ての人が必ずしもサッカーに興味があるわけではありません。
 サッカーにさほど興味はなくても代表戦は観るという人は十分取り込めるでしょうし、サッカーが嫌いだという人でなければ、取り込める可能性はゼロではありません。
 問題は、そのきっかけを自分達の力でどうやって作るか。
 その視点が、東京にとって大きな課題だと思います。
川崎のプロモーション部長天野春果さんは2018年12月15日のVICTORY SPORTSのインタビューで、
「Jリーグの場合、商品はサッカーだ。
その観戦に正当な対価を支払ってもらうには、白熱したドラマチックな試合や、チームや個人の優れたパフォーマンスを継続して提供していく必要がある。
だとすれば、試合やパフォーマンスの魅力を高めるために、強化に力を入れるのは当然だ。
しかし、日本中の誰もがJリーグに興味を持っているわけではない。プロスポーツが定着している欧米諸国との大きな違いがここにある。
関心の低い多くの人を振り向かせ、スタジアムまで足を運んでもらうには、強力な仕掛けが必要となる。話題性の高い企画やイベントによるファンの裾野拡大こそ、事業の主な目的なのだ。
日本はプロスポーツ後進国なので、なおさら事業に大きな意味がある。」
と語っていますが、まさにその通りで、実際に川崎はファンを増やし続けました。
 試合開始前やハーフタイムに、映画「シンゴジラ」の主演俳優やゴジラの着ぐるみを呼んで始球式をしたり、F1や映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシンをスタジアムを走らせるなど、そちらの「ファン」ならどうしても観戦に行きたくなるようなイベントを効果的に実施しています。
 それで試合に勝ちでもしたら、実際に川崎のファンになる人も多くいたに違いないと思います。
 東京に関しては、正直なところここ10数年で、ファン層以外にアピールできる効果的なイベントはほとんど見た覚えがありません。
 東京は浦和に次いで2番目に観客動員数が多いですが、人口1千万都市を代表するJリーグチームであること、そしてスタジアムのキャパシティを考えると、まだまだ少ないというのが、ファン・フロント含め、多くの人達が思っていることではないでしょうか。
 スタジアムが常に満員にできれば、チームの収入面で潤うだけでなく、ファン、そして満員のファンの後押しで選手のモチベーションも上がります。
 それによってチームは確実に強くなるはずです。
実際に川崎はそうして強くなったと思います。

 しかし、FC東京のチーム創設理念は、川崎よりもずっと素晴らしいと思いますし、私も東京人として誇りに思い、そしてその理念に感銘を受けて応援するようになりました。
 だからこそ、誰か一人でもこういった課題があることに気づいてほしいと思います。
これは東京だけの課題ではありません。
現状でJリーグのファン層が高齢化している大きな理由は、Jリーグ創設時からのファンが固定化して、新規ファンが取り込めていないことが大きな原因であることは明らかです。
 我々ファンがたとえ一人でもやらなければならないこともあれば、フロントの方々の力を借りないとできないこともあります。
 FC東京を応援する狛江人の会は、これからも市内の新規ファンの獲得のための「スタジアム外の活動」に重点を置いて、活動を行ってまいります。
 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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